舞台道具備品の「株式会社 井手口」。舞台機構設備工事、緞帳及び諸幕縫製、大道具備品、 舞台照明、音響関係など舞台設備ならお任せ下さい。

舞台道具備品の「株式会社 井手口」

舞台美術部門 作品例

■所作台とは
主に能・歌舞伎・日舞等で使用する、足拍子がよく鳴るよう設計し製作された台です。
天板の材質は桧系無節材を使用します。弊社では、柔らかく音響効果の良い所作台の研究をし、実用新案登録(第926153号)を取得いたしました。
いろいろな方面でその良質さをご推奨頂き、官公庁などでも所作台を随意契約にてご購入頂いているところもあります。
・定式寸法から特注寸法まで全ての製品をオーダーメイドで製作しております。
貸し出しも行なっております。

ステージデッキ

・組立中(天板の下はスチールです)

・段床完成(高さを変えられるので段床にもできます)

■ステージデッキとは
スチールを框に使用したもので、耐荷重が強く、束立床、張出ステージに適しており、高さについてもパイプの長さを変えることで自由に調整できます。
実用新案登録 第3111725号  実用新案登録 第3111929号

平台

■平台とは
舞台の上で高低をつける為の床(二重・山台)で、主にオーケストラ他演奏者のひな段・屋台造りに使用されます。

開き足

■開き足とは
平台を規定の高さに調節する為の脚材で、丁番にて折りたたみできます。
(高足・中足があります)

箱足

■箱足とは
平台の高さを調節する為の置台。
(この写真の箱足は1個の箱足で尺高、1.4尺高、2.1尺高等と3種の高さを確保できます)

松羽目

■松羽目とは
能舞台の鏡板を礎に正面に飾る松絵です。枠張り、若しくはドロップ幕、歌舞伎十番や日舞等で使用されます。

竹羽目

■竹羽目とは
松羽目の上手・下手に配する、枠張りに竹絵を揮毫したもので、下手には御幕口があり、人の出入りに用います。

備品

■能備品とは
世阿弥が約600年前に「命に終りあり。能とは果てあるべからず」と言った意味は、生涯稽古に果てがないということかはたまた何百年も能が生き続ける予言だったのかは不明ですが、能・狂言は現在も生き続け、ユネスコの世界遺産にも認定されました。
主役はあくまで能を舞う方々ですが、私共は能舞台、そして能備品も能を支える重要な要素と考え、いろいろな方のアドバイスを頂き、各流派に対応できる能備品を製作しております。
ご注文頂ければ、それすべてが互換するようにコーディネートし、納品させて頂きます。
また、造花松のレンタルも行なっておりますので、お気軽にご相談ください。

松・松立

焙じ台

土蜘蛛

小宮

大宮